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ふぐ、とらふぐについてあれこれ

ふぐ食用の歴史

ふぐの食用は縄文時代の貝塚等でふぐの骨が出てきたことから古くから食用に供されていました。但し、内臓に猛毒テトロドトキシンがあるため明治時代においてもふぐ中毒が発生していました。そのため明治時代初期においては明治政府によりふぐの食用が禁止されていました。一方、明治中期にかの伊藤博文公が下関春帆楼においてふぐを食したのをきっかけに山口県において食用が解禁され、その後山口県や大阪府を中心とした西日本でふぐ料理が発展し現在に至ります。

産地

全国的には下関が有名ですが伊勢湾などもふぐの漁場として有名です。関西圏でふぐを食する場所としては愛知県知多半島師崎、この師崎から船で渡る日間賀島、福井県小浜、淡路島などが挙げられます。

ふぐの季節

ふぐ料理を食べるなら秋の彼岸から春の彼岸までといわれています。これは鍋料理が主であること及びこの時期ふぐが産卵のために沿岸近くに移動してくるためです。とはいえ、本当の旬は1月〜2月、ふぐ料理の中でもなかなか食することが出来ない白子がこの時期に旬を迎えることが正直なところです。

ふぐ料理

てっさ

ふぐの刺身のことです、もみじおろしやあさつきを刻んだ薬味をお好みで入れたポン酢で頂きます。薄づくりにした刺身を花の形のように盛り付けるのも特徴です。板長としては出来るだけ薄く仕上げてその技術を披露したいところですが、食する方としてはそこそこの厚みがうれしいです。もしそこそこの厚みがあったなら数切れを残しておいて、てっちりの時に是非しゃぶしゃぶで食べてみて下さい。しゃぷしゃぶの王様となります。

唐揚げ

外はかりっと中はジューシーで淡泊な肉質が特徴です。てっさやてっちりとあわせてふぐ料理の定番です。

白子

雄の精巣を指し旬は1月から2月です。焼白子、天ぷら、白子酒、唐揚げ、茶碗むしなどが主な料理です。その稀少価値と相まって日本料理の中でも珠玉の食材と言っていいでしょう。白子料理が一品増えるだけで5,000円の出費は覚悟する必要があります。

ひれ酒

天日干ししたふぐのひれをキツネ色になるまで炙り、このヒレの上から熱燗を注ぎます。フタをしてお酒が黄金色になるまで蒸らします。どんなに安いお酒でもヒレ酒にすることで超一流のお酒に変身します。

てっちり

鍋に水と昆布を入れて火にかけ沸騰したら昆布を取り出します。次にふぐのアラをいれてダシを取ります。その後ふぐの身や野菜を入れ煮立ったら出来上がりです。最後はもちろんふぐのダシが一杯詰まった雑炊をご賞味下さい。心も体もほっかほか間違いないです。

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